イギリスの家庭料理として良く食べられているStuffed marrow(スタッフド・マロウ)。日本では馴染みのないこの野菜ですが、イギリスでは各地で栽培され、よく食べられています。
マロウってどんな野菜?
marrow(マロウ)はウリ科の植物で、イギリスでは8〜9月頃に出回ります。実はズッキーニが大きく成長したものをマロウと呼ぶのだそうです。
ちなみにイギリスではズッキーニはcourgette 「コージェット)とフランス語由来の名前で呼ばれるのが一般的です。また、植物学的には野菜ではなく果物として分類されます。
日本の縞瓜とよく似た色柄をしていますが40-50センチ超えのものもあり、スーパーでも大きく育ったものが売られているそうです。
stuffed marrow marrowってどんな料理?
縦半分に切ったマロウにひき肉を詰めてオーブンで焼いた料理が、stuffed marrow(スタッフド・マロウ)マロウの肉詰めです。
マロウは中心が種っぽいので、種とワタを取り除き、その後にひき肉とナツメグやクローブなどのハーブとみじん切りにした玉ねぎをまぜて詰めます。ハンバーグ種やピーマンの肉詰めの野菜違いみたいな感じですね。
イギリスのStuffed marrow レシピ
イギリスのウェブサイトにレシピがあったので、ご紹介します。
材料 マロウ1個 オリーブオイル 小さじ1 玉ねぎ(みじん切り) 1個 にんにく(つぶす) 2かけ チョリソーソーセージ(刻む)100g →ひき肉で代用可 2×400g 刻みトマト缶 →多すぎるので1缶の半分くらいでOK パン粉 85g 【炒り赤ピーマン 140g】 【乾燥パセリ ひとつかみ】 【パプリカ 小さじ1】 【カイエンヌ・ペッパー 小さじ1/2】 【乾燥タイム、オレガノ 小さじ1/2】 ※【】は無くてもOK
調理法 1. オーブンを200C/ファンオーブンは180Cでガス6で余熱する。マロウを縦半分に切り、真ん中のところを掬い出す。耐熱皿に半分にしたマロウを切った方を上にして入れる。 2. ソースパンを火にかけ玉ねぎと油を入れ、柔らかくなるまで10分ほど弱火で炒める。チョリソー(ひき肉)、にんにく、ハーブ類を加える。数分加熱したらトマト缶とピーマンを入れる。弱火にして10分煮込み、パセリを混ぜる。 3. 半分にしたマロウに2を掬い入れ、アルミホイルでカバーしてオーブンで30分調理する。パン粉と粉チーズをふりかけオーブンに戻す。マロウが柔らかくなり、パン粉がこんがりするまで10分調理する。 もっと簡単にするならハンバーグ種を作って、生のままマロウに詰めてオーブンで1時間くらい焼くのでも十分調理できます。
ギネス記録に巨大Marrowが登録される⁈
イギリスのガーデナーや愛好家の間で有名なのは巨大マロウのコンクールです。私自身
日本語訳
園芸家、世界最大のマロウを育てギネスか記録を破る
Vince 49歳, でその巨大なマロウに目を見張りました。
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