英語の勉強、何から始める?超初心者にオススメの勉強法〜3ステップ

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Photo by akky, England

英語を学び直したいけど、本当に何もわからない。まずはどこから手をつけたらいいの?
実はこれ、英語を学び直そうと思った時の私の心の声です。
インターネットには色々な情報が溢れていて混乱してしまいませんか。
残念ながら英語学習に楽な近道はありません。でも正しい順番で徐々にステップアップしていけば必ず話せるようになります!
35歳で英会話力ゼロからスタートし、仕事で英語を使うまでにステップアップできた私が英語超初心者にオススメの英語学習法をまとめました。

語学に必要なのは読む・書く・聞く・話すという4技能で、読む・聞くはインプット、書く・話すはアウトプットです。

以前の記事でも書きましたが、英語学習はインプット→アウトプットで進めていきます。英語アレルギーがある人や英語から離れて久しい人はインプットの前にワンクッション ”慣らし期間”をとりましょう。

STEP1. 英語に慣れる
英語で映画・ドラマ・Youtubeなど動画を見てみる
ラジオやポッドキャストを聞いてみる

STEP2. インプット
中学の英単語と文法を復習
リスニングとシャドーイングをする

STEP3. アウトプット
自分が伝えたいことを書く・言う
実際に英語で会話してみる
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英語の勉強STEP1〜まずは英語を習うより”英語に慣れろ”!?

white printer paper

嫌なことは厳禁!楽しい事・好きな事から始めよう

英語の勉強と言ったら、何を想像しますか。
文法の問題集や単語の本? 英会話スクール?
学生時代は机に向かって勉強するのが当たり前でした。
でも、社会人になったら勉強=座学とは限りません。

カフェや公園などお気に入りの場所で勉強したり、自分の好きな分野や趣味について掘り下げるのも勉強につながります。


「3ヶ月でTOEICでXX点を取る」というような時間の制約がある場合以外は、英語の勉強をスタートしたばかりの頃は少し時間をかけて英語に慣れるようにしましょう。

スタート地点から英語嫌いになったのでは、元も子もありません。
自分が好きなジャンルのことや興味があることに関する英語に触れて、楽しむことが重要です。嫌なことは一切しないでください。
私がしたのは大好きなイギリスカルチャー関係に触れることでした🇬🇧

◆イギリスの子供向けアニメを見る
◆好きな曲の歌詞を翻訳してみる、歌を覚える
◆イギリス人先生のYouTubeを見る
◆SNSで好きなアーティストをフォロー
◆英語で音楽ヒットチャートをチェック

YoutubeでPeppa Pig(ペッパピッグ)という子ブタのペッパちゃんが主人公のアニメを見ていました。
ゆる系のキャラが登場するほっこりしたお話で、イギリスの文化や習慣を垣間見ることができて面白いです。またこのアニメのいいところは、登場人物がイギリス英語を話すことと、それがドラマや映画より格段に聞きやすいこともあります。
1話が5分と短いので、負担が少ないし、空き時間にちょっと見たりするのにもおすすめです。

気になる単語や身の回りの言葉を調べてみよう

もし好きなことが思いつかない人やSNSなどを見るあ習慣がない人は、身の回りの単語や好きなジャンルの単語を調べてメモしていくのも一つの方法です。

私は「これは英語で何と言うのかな」と気になった単語を1日10個、週6日調べてメモしました。

【例1】冷蔵庫って英語で何?
→refrigerator(fridgeと略して言う)
 読み方は?リフリッジレーター
→→じゃあ、冷凍庫は?

【例2】人事部って英語で何?
→human resources、ヒューマンリソース
→→経理は?

この時、英語のスペルだけでなく発音も確認しておきます。

このように日常生活で使う物、仕事関係のことを調べることから始めると抵抗感を抑えることができます。
私がやったのは10年くらい前なのでメモ帳に書いていましたが、最近は便利なアプリもあるので、そちらを使うのもオススメです。
資格試験の勉強で単語を覚える時に活用した単語学習アプリをご紹介します。

自分で作る単語帳 WordHolic! 
Android
iPhone

1日10個ですが、週6日×4週間=240個の新しい単語が覚えられます。
また自分で単語を調べるのがめんどうだという方は中学・高校の英単語をリストで紹介しているアプリもあるので、そちらを使うとよいでしょう。

まずはこれが日常の習慣になるくらいまで続けてください。私は1か月程度やりました。

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英語の勉強STEP2〜中学校の英語をインプットしよう

faceless man with inscription in open notebook in house

STEP1で英語が日常の中に十分浸透したと思えたら、STEP2に進みましょう。
ここですることは、中学校の英語の復習です。

◆単語
◆文法
◆リスニング

英単語は意味だけでなく使い方もチェックしよう

中学校の英単語は1800語ほどだと言われています。教科書として使われているホライゾンの単語一覧がこちらにあるので、まずはどのくらいわかるかチェックしてみましょう。
わからない単語だけピックアップしてオリジナル単語帳を作るのも良いでしょう。
また単語だけでなく一緒に使う前置詞があれば、それもセットで覚えるようにします。私は短い文をまるごと暗記していました。余裕があればそちらもおすすめです。

go to 〜 :〜へ行く
look at 〜 :〜を見る

文法の復習は1冊をとことんやりこむ

中学校レベルの英文法を復習しましょう。余裕がある方は中学英語の後に高校英語を復習するのも良いでしょう。

私は『中学・高校6年分の英語を総復習する』という本で復習し、この1冊を1か月かけて終わらせました。間違えたところはもう一度戻って問題を解き直しました。

ここで重要なのは、1冊の問題集をやり込むことです。途中までやりかけてやめて何冊も使うより、1冊を完璧にする気持ちでやる方が効果があります。

また、わからない文法を調べるためには、『フォレスト』という文法解説書を辞書的に使いました。

リスニングは聞くだけでなく自分でも発音すべし

『中学・高校6年分の英語を総復習する』にはCDもついているのでリスニングの練習もできます。文を聞いたら、自分でもそれを繰り返して言うようにしましょう。これをシャドーイングと言います。「聞く+言う」で効果が2倍になるので、耳と口を鍛えるのにおすすめの方法です。

英語の発音では音がつながったり、消えたりしたように聞こえることがあります。
また日本語とは違う英語独特のリズムがあります。
これらを感覚的に身につけるには、音声を聞くだけでなく自分で発音してみることが効果的です。
詳しいシャドーイングの方法は別記事でご紹介します。

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英語の勉強STEP3〜アウトプットの練習はまさに筋トレ⁉︎

wake up and workout title on light box surface surrounded by colorful sport equipment

1人アウトプットから始めよう

「読む・聞く」のインプットをして、頭の中に英語の基礎がインストールされた状態になりました。
ここからはこの最終ステップの「書く・話す」アウトプットなしでは進めません!

他の人とコミュニケーションを取るには自分の意思を的確に伝えることが必要です。

とはいえ、いきなり外国人と英語で会話をしろというのはハードルが高い!と思う人が多いのではないでしょうか。

そこでウォーミングアップとして1人でできるアウトプットをご紹介します。

書く
◆英語日記をつける
◆英語で自己紹介を書く
話す
◆自己紹介をする練習
◆Siriを英語設定にして会話する
◆英語で独り言
◆英語の歌を歌う練習をする
◆瞬間英作文で瞬発力を鍛える

英語で短い文を書くと、自分が言いたいことを的確に表現する練習になります。
これってどう書く?前置詞はいるの?など悩むこともありますが、わからない表現はインターネットなどで調べ、翻訳アプリなどは使わず自力で書きましょう。

瞬間英作文はCDつきの『どんどん話すための瞬間英作文』を使いました。これは簡単な文を制限時間内に日本語から英語にする練習をするものです。

中学英語の復習が一通り終わったら、この本で作文トレーニングすると、よいアウトプットになります。アウトプットについては長くなるのでまた別記事でまとめます。

他の人とコミュニケーションしてみよう

1人アウトプットである程度、自分の言うことが表現できるようになったら実際に英語でコミュニケーションを取ってみましょう。

◆語学交換アプリやネットでメールやチャット、会話練習
◆英語サークルや国際交流イベントに参加する
◆英会話スクールやオンラインで英会話練習

無料でできるアプリや数百円〜数千円の参加費を払うイベント、オンライン英会話などがあるので自分に合いそうなものにチャレンジしてみましょう。私は全てやってみました!

お住まいの地域やコロナウイルスの状況次第ではオフラインや対面のコミュニケーションが難しいこともあるかもしれません。ご自身の生活スタイルや好みに合わせて無理ない方法を選びましょう。

英語の完璧さは不要。相手との意思疎通が1番大切

実際に英語を話すとなると、緊張したり言葉が出ないこともあります。失敗してがっかりすることもあるかもしれません。私はこんな事を何度も経験しました。

でも、実践なしでは語学の上達はありえません。失敗は成功の元です。

余談になりますが、私は外国人に日本語を教えています。初級の学生達は知っている言葉も少ないですが、何とか知っている日本語でいろいろなことを伝えようとしています。時にはスマホで単語を見せてきたり、ジェスチャーを交えたりとにかく必死ですから、こちらも何とか理解しようと頑張ります。
その努力の結果たいていの場合、意思疎通ができます。そんな時、思うのは以下のようなことです。

目的は完璧な英語を話すのではなく、相手と意思疎通をすること

自分でハードルを上げて苦しんでいませんか?
初心者のうちは間違えるのは恥ずかしい事ではありませんし、間違えても結果的に通じればOKくらいの気持ちの余裕を持つことも英語上達には欠かせません。

またイベントなら初心者向けのものに参加したり、オンライン英会話でも、会話相手に「まだ初心者だから」と言ってしまうなど、開き直りも大切です。

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