イギリスでハロウィンはどんなイベント?コスプレや仮装はするの?

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日本でもハロウィンがイベント化され、定着しつつあります。イギリスではハロウィンはどのようなイベントなのでしょうか。ハロウィンの歴史から人々の過ごし方をご紹介します。

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ハロウィンはいつどこで始まったの?

ハロウィン期間のロンドンにはハロウィングッズを売る出店が。2016年

ハロウィンは2000年以上前のヨーロッパ大陸やイギリス、アイルランドにあたる地域に住んでいたケルト人のお祭りから来ていると言われます。彼らは11月1日に新しい年を迎えるため、10月31日は年の終わりを盛大に祝う日とされていました。

またこの日には先祖の霊が帰ってくるとされ、日本のお盆のように先祖を迎え入れる習慣もありました。その際に悪魔や悪霊も一緒に現れると考えられ、身を守るためにそれらの魔に仲間だと思われるよう恐ろしい仮装をしていました。今ではスーパーヒーローやプリンセスなどなど、何でもありと言う感じでコスプレ化している仮装ですが、このように魔除けの意味があったのです。

見てびっくり!年代物のハロウィン写真は遠くない過去、ホームメードの衣装はぞくぞくするようなスリルを運んできたことを示している。

1800年終わりから1900年代にかけての仮装の写真ですが、何とも・・・白黒やセピアカラーなのがまた雰囲気満点というか。
豚の頭や変なマスク、骨コスプレなどは主にアメリカ由来のものだそうです。
こんな衣装でハロウィンの夜にドアの前に立たれたら・・・こわい!!

伝統的な仮装のバリエーション
・幽霊
・魔女
・フランケンシュタイン
・バンパイア
・血塗られた花嫁
・奇怪な動物
・ミイラ
ロンドンのカムデンタウン。多くの人が血糊をつけたり、おどろいどろしい仮装に身を包み、街に繰り出していました。

また子供らがお菓子をねだり「trick-or-treat(トリックオアトリート)お菓子くれなきゃ悪戯するぞ」と言って家々をまわる風習はスコットランドやアイルランドで始まったとも、19世紀イギリスで行われていたとも、アメリカから広まったとも言われており、諸説があります。
ちなみに、イギリスにはかぼちゃがなかったため、ジャックオランタンはカブで作られていたとか。

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イギリスではハロウィンにどんなことをするの?

ロンドン、2016年。一緒に記念撮影をし撮影料を得るという路上で小銭稼ぎ?をしている人々。でもこのクオリティなら価値あり?!

ハロウィン近くなると街や家々はハロウィンの飾り付けをし、その週末には繁華街では仮装した人を見かけることもあります。
子供たちはトリックオアトリートをしに近所を巡ったり、大人たちはハロウィンパーティーを開くそうです。私の婚約者も子供の頃はトリックオアトリートをしてお菓子をもらっていたそうです。
ただしある時から暴力行為が見られるようになったので、年齢制限を設けたり、していい家といけない家の区別ができるよう目印を置くなどしているようです。

ランジェリー店のショーウィンドーにはマネキン風の女性がハロウィンのコスチュームに身を包んで座っていました。

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