【速報】イギリスのボリス・ジョンソン首相が辞任!理由は?日本語訳付き辞任会見の動画をご紹介

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Photy by akky, House of Parliament

数々の失言や失態で有名な(?)イギリスのPrime Minister Boris Johnson(首相ボリス・ジョンソン)が2022年7月7日に与党・保守党の党首を辞任に同意しました。
こちらからBBCがアップロードした辞任会見の全訳付き動画が見られます。

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ボリス・ジョンソンってどんな人? 生い立ちや経歴は?

1964年6月19日、ニューヨーク生まれですが家族とともにイギリスに戻り、名門オックスフォード大学を卒業。大学時代はエリートクラブという選抜メンバーだけが入れるグループに加入していた。
卒業後は家族のコネで新聞社「タイムズ」で働くが、記事を捏造し、すぐに解雇される。その後も新聞社勤務、ジャーナリストとしてブリュッセルに滞在するなど、欧州懐疑主義の記者として名を馳せるようになる。その後はロンドンに戻り、政治コラムニストとして活躍する。
2001年英国保守党より下院議員に当選し、2期を勤める。2008年にはロンドン市長に就任し、2016年まで勤めた。
その後は議員としてEU離脱(ブレグジット)の主導権を握り、外相に就任。保守党党首を経て2019年に首相に就任。

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ボリス・ジョンソンはどんなことをした?政策や失言・失態について

上流家庭の出身でエリートコースを歩んできた彼ですが、奇抜な振る舞いも見受けられそのあたりが国民に受けているとも言われますが、本国での評価は厳しく支持率がいいとは言えませんでした。

出典:How well is Boris Johnson doing as Prime Minister? – YouGov
https://yougov.co.uk

これまで取り組んできた政策よりその失態が目立つようです。

ボリス・ジョンソンの政策の一例
・2020年1月31日にブレグジットを実現
・国営医療機関NHSのサービス拡大のための増税
・クリーンエネルギー推進(ガソリン・ディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止など)
・コロナウィルス感染防止のため早い段階でワクチン接種を推進
・ウクライナ危機ではウクライナを電撃訪問しいち早く支援をした
ボリス・ジョンソンの失態の一例
・ブレグジッドのキャンペーン運動ではイギリスがEUに支払う金額を誇張するなど情報を捏造

・コロナウィルスのロックダウン中にロンドンの首相官邸で飲み会

・宗教、人種、女性差別発言ともなりかねない失言を連発

・非嫡子を含む7人の子供がいるなど女性関係がさかん

・セクハラ問題を起こした職員を起用する際、最初は「その事実を知らなかった」と言っていたが、実は「知っていたが問題にならないと思って起用した」などと説明が二転三転したため、保健相と財務相が辞任。その後50名以上の議員がジョンソンへの不信感のため辞任してしまった。

次期首相が決まる秋頃まではボリス・ジョンソンはその座に留まるものの、大きな方向転換などは行わないということです。



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