かつては、「世界一厳しい」と恐れられていたイギリスの入国審査ですが、電子ゲートの導入により過去の話となりました。
イギリス入国審査はどんなことをするの?
夫の友達や家族に会うため、年末年始はイギリスで過ごしています。最後に来た2019年とは変わった点がありました。
それは、eゲートの導入です。
以前はイギリス、特にロンドン中心部のヒースロー空港は入国審査が厳しく、常に長蛇の列が出来ていました。
滞在先や日数などの情報を入国カードに記入したり、入国審査官の質問に英語で答えたりしなければならず、とても時間がかかっていました。私は初めてイギリスに来た時は英語が話せなかったので、女性審査官の質問にロクに応えられず、冷や汗をかいたものですが、それも今となっては良い思い出です。
2019年5月からeゲートが導入され、2013年7月からは10歳以上のEUや日本、韓国など決められた国のパスポート保有者は入国審査が免除されるようになりました。
ゲートにパスポートを読み取る機械があるので、スキャンさせると顔認証をしてゲートが開くシステムです。この時、サングラスや帽子は脱ぐ必要があります。
私はスキャンに失敗し、パスポートを再配置して再度読み取らせなければなりませんでしたが、それでも2,3分で終わりました。
eゲートに関するニュース
祝日の休暇にeパスポートの不備は空港の遅延をもたらす
ヒースローやガトウィック空港で旅行者は何時間も列に並ぶようスタッフから説明を受けた。
イギリス全土で空港のeゲートが動かず悲壮な状態に: 何千人もの休暇を楽しむ人々が「計画的メンテナンス」のため、夜を明かして列に並ぶよう宣告された
やはり機械なので、エラーやトラブルがあるようです。eゲート導入でスタッフを減らしているので、故障時の対応に追われてカオス状態になったというニュースもありました。便利なのは良いですが、今後いざという時の対応が期待されますね。
コメント